〜信を持てない者〜 蒼鷹†光

守りたい者があるから頑張れる

信じるものがあるから道ができる

信じあえるものがいるから分かち合える

愛する人がいるから…恋することができる

信じたい
けど自分を信じられない
まるでもう一つの僕が心の中で僕を否定しているかのように

人を信じる心を持った自分を信じられないから
いつまでたっても人を心から信じることができない

だからいつも一人…
一人は嫌なのに…
もう一人の僕は孤独を好み、人を拒む

心許せる人がいたとしても
心を許せないこの矛盾に
もがき苦しむ…

僕が人を信じられないから
人は僕を信じることがない

どんどん人が僕から離れていく

引き止める手をもう一人の僕が邪魔をする

僕の手はいつも空気を掴むだけ

いつになったらこの手は
温かいものを掴めるのだろう…