〜天地・地編〜  蒼鷹†光

いつも、いつまでも友達
近づくこともなく、遠ざかることもなく
鳥たちに慕われ、真っ白な雲で綺麗なあなたは
常に僕の側に居てくれている

友達として・・・

私はずっと木々を揺らし、あなたに答えているのに
いつになったら僕の想いに気づいてくれるのかな・・・

あなたは雨で想いを伝えてくれているのに
僕の言葉が届かない
どんなに木々を伸ばしても届いてくれないこの想い
あなたの雨が、悲しみに変わりそうだよ・・・

もっと・・・僕に・・・力が、強さがあれば・・・

地と空・・・
決して交わることのない僕たち
地平線がなくなるほど抱きしめてあげたい
それができたらこの世界は無くなるだろう
それでもいい・・・あなたに想いが届くのであれば・・・

こんな僕の愛しい想いが届くように
今日も精一杯木々を伸ばし、大声を出しています・・・